世界は大きく分けて、神や天使族の住まう「天界」、人間や精霊、竜族の住まう「地上界」、魔の力を持つ魔族達の住まう「魔界」の三つで構成されている。
それぞれの世界は基本的に時間の流れも違い、互いに干渉することなく統治されている。
しかし行き来する事が不可能な訳ではなく、主に地上界に住まう竜族は空間を繋ぐ能力を持っており、その力をもってすれば異世界に移動することが出来る。
竜の力の込められたアイテムなどを使うことでも可能。

地上界では最も偉大で、最も崇拝されている種族。
その数は希少であり、空間干渉能力により天界と地上界、魔界を繋ぐ事が出来る。戦闘能力、魔法能力において彼らの右に出るものはいない。
また賢知に富んでおり、人語も介すと言われている。
主に「光」「火」「水」「地」「風」「闇」の六種に分類される。それぞれの属性により、使える術や攻撃方法なども異なる。
また、人間に憑依することによりその力は最大限にまで高められる。
天界や魔界にも、地上界より移り住んだ竜が存在している。

偉大なる竜を、己の意志によって召喚出来、その力を自在に使う事の出来る資格を持つ者達の総称。
力無き人間でありながら、唯一、強大な力に対抗する事が出来る存在。
しかし、竜の力を手に入れる事は大変な困難を極める。
清く正しい心を持ち、正当なる王族の血統であることが最低条件であり、その人格を竜に認められたうえで、厳しい試練に耐えぬかなければならない。
よって世界に存在する竜の守護者はほんの一握りである。
悪しき者と戦うことが与えられた使命であるが、竜の力を使い異世界間を行き来することが可能なため、 異世界間で起こった事件などを解決するよう各世界の統治者から要請がくることもある。
また、守護者達は「竜に認められた主君」と讃えられ、国家は栄華を極めるとも言われている。

悪しき竜の力により、魔界から地上界に這い出た異形の者達。普通の人間でも剣術・魔法等を駆使する事により討伐可能。