選考を終えて... |
ギリギリでしたが、なんとか結果発表まで至る事が出来ました。
労いのお言葉を掛けて下さった皆様、支えてくれた友人、あたたかく見守って下さっていた全ての皆様に、心より感謝申し上げます。
当然の話なのですが、今回選考漏れしてしまった方達の中にも、個人的に大好きな役者様がたくさんいらっしゃいました。 もう採用したくて仕方が無かったのに、涙を呑んで見送らせて頂いた方が何人もいらっしゃいます。 ですので、また企画をたてた際には是非ご参加頂けたら…と真剣に願っています。 また、ノイズが酷い、音量が小さすぎる、収録環境に問題がある等で不利となってしまい、採用に至らなかった方。 こちらとしましても非常に残念です。 この部分はおそらく他の企画様でも同じであると感じましたので、対策を練られたほうがよろしいかと思いました。 せっかくの素敵なお声が…本当に勿体無いです。 此度は実力のある方々が集まって下さいましたので、 「キャラクターイメージ」…と言うよりは、「キャラ的役割」というものを尊重して結果を出させて頂きました。 男性役者様にも技量の高い役者様がたくさんいらしたのですが、どうしても全体的バランスが悪かったり (例えばセラフィならば、クラウザーやシルグリードより年上に聞こえてはいけない等)、表現したいものと一致せず、 結果4名依頼という形をとらせて頂きました。 ご応募下さいました皆様には本当に申し訳なく思っていますが、妥協して選ばれた方もたまったものではないだろうと思いましたし、 それは役者様に対して失礼極まりなく、また作品にも良い影響を及ぼさないであろうと考えました。 これが、私達なりの誠意です。どうかご理解頂けますと幸いです。 そしてまた、今回の選考は私とちーちゃん、そして協力者である方に意見を請いながら進めさせて頂きました。 メインキャストに関しましては全員ほぼ意見が一致していますので、 誰か一人と知り合いであるから有利といったことは無かったということも、ここに加えさせて頂きます。 たくさんの皆様がこの企画に心を寄せてくださり、世界観やキャラクター達を愛して下さりました。 泣ける程嬉しいお言葉もたくさん頂きました。本当に幸せでした、ありがとうございました。 お送り下さった皆様の全データは、CDに残し、一生の宝物にしたいと思います。 ご協力くださった皆様のお名前、私は決して忘れないです。 皆様のご協力のおかげで、これ以上ないほどの最高のキャストを選出できました。 これからはどうか、私達が織り成す物語の世界を、一視聴者として楽しみにして頂けたら…これ以上に嬉しい事はありません。 それでは、長文の上に乱文ではありますが、皆様に感謝の気持ちを込めて、この辺りで失礼させて頂きます。 この度はご応募、本当に、本当にありがとうございました!!
2004年12月10日 竹本圭織 拝
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なにもかも初めての試みでありましたが、このような展開になるとは露にも思っておりませんでした。
これも一重にご協力いただいた皆様と、作業がままならない私の分まで実に頼もしく背に負ってくれたかおりんのおかげです。
ご応募を頂いての感想ですが、正直驚きました。こんなにもバランス感覚に優れている方が多いのかと。 今回、私がキャスト募集CMの台詞録りの際にいかに台詞録りというものが難しいのかがわかり、その思いも一入です。 今までは相手の出方に合わせ状況に応じて表現していました。それがこの世界では相手の出方が不明であり、自分で想像して返さなければいけない、 これがとても難しい。想像して返すことは容易ですけれど、あくまで個々の台詞を繋げてひとつのストーリーを成すことが前提ですからね。 一言一言の台詞で成されていくこの世界なのでさぞ一方通行な演技になってしまうのでは、なんて心配をよそに、 ご応募頂いた音声ファイルの多くには、掛け合い相手に向けての台詞が個性を乗せて詰まっていました。 そこに皆様の優れたバランス感覚を感じ取った気が致します。 しかもこちらも予想していなかった表現が次々と飛び出したりという思わぬハプニングが続出し、かおりんと二人で衝撃を受けておりました。 ご応募下さった皆様の多くが自分の得意分野を選択されたようでした。 中には、自分はこのキャラクターが好きだけれど不得手なのでこちらに応募する、というような方もおられました。 それは実に惜しいことです。得手不得手は誰にもあります。けれども、それを活かすも殺すも自分次第。 周りがどう評価するかなんてことは二の次です。ひょっとして何かの片鱗を見いだしてくれるかもしれません。 もちろん無理強いをするつもりはありません。でも出来ることならばそちらも聞いてみたかったな、というのが本心でした。 キャスト様の選考は本当に困難を極めました。 かおりんと長々と話し合った結果、妥協は一切せず可能な限り尽くそう、こう決心してからは最終結論まではあっと言う間でした。 この作品を心待ちにしてくださっておられる方や、なにより、ご応募くださった皆様のためにも、最善を尽くさせて頂きました。 これもご協力くださった皆様のおかげなのです。心より感謝申し上げます。 お忙しい中こちらの企画にご参加くださり、本当にありがとうございました。どうぞこれからも温かく見守って頂けたらと思います。 長々と失礼致しました。
2004年12月10日 森川ちひろ 拝
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